「飛び切り美味い、焼き肉屋へ行ってきた」の巻、後編。
メニューが出てきた。
特徴は商品名がカルビ、ロース等の俗称ではなく、
見慣れない部位で表記してあることだ。
よくわからないので、マッコリと特選の盛りを依頼すると、
頼り無さげに見えたのだろう。
女将さんが牛のグラフィックを持って説明に来てくれた。
それによると、先ほどの特選盛りは、
サーロイン、肩芯、芯芯、内ヒラ、とのことであった。
肉が運ばれてきた。(写真は文末)
オっと!。これは凄い。
肉は奇麗に並べられていた。とても丁寧な仕事がしてある。
この肉をひこ棒がハサミでちょん切って焼いてくれる。
ひこ棒のにくい処は、微妙に私の方を大きく切ってくれることだ。
先ずは私のを焼いてから、自分のは隅っこで焼く。
この娘はホントに細かな神経を持ち合わせている。
よい嫁になると思った。
そして彼女を育てたご両親と家庭が垣間みれた気がした。
素敵なお店だ。
あの後も、刺身、たん塩、ざぶとん、冷麺を腹に入れると、
終了時間がきて、一件落着となった。
とても美味しかった。
この店を選んでよかった。
そして何よりよかったのは、ひこ棒が満足してくれたことだ。
女将さんにその辺りのお礼を言うと、名刺をくれた。
名刺みて驚いた。女将さんの名字は、
私が四五年前の青春時代に付き合っていた女性と同姓であった。
払いを済ませて外に出ると、街は酔客が肩を組んで歩いている。
そして見上げた空は、星が奇麗な夜だった…。
ちょっとロマンチックな気分になった。
隣を見ると、ひこ棒の顔が、四五年前の彼女の顔に見えた。
いやはや、いささか酔ってしまった。
お仕舞い。
2014年06月29日(日)。
吉右衛門。
オマケ、
写真上、特選盛り。
写真下、たん塩。
このたん塩はスチレンボード二枚分の厚さがあった。
お店の名称、写真の掲出は許諾済みです。
浅草にはまだまだ名店があるんですね〜。
盛りつけが上品で浅草っぽくない感じですね!高級感あります
スチレンボード2枚…笑
激写
たしかにスチレンボード2枚でした・・・
素晴らしい表現・・
そして、絶妙なお褒めの言葉を随所にちりばめてくださって
ほんとうに有り難うございました。
ちょっと、親に見てくれと言っておきます!
激写さま
たん塩はもの凄く厚かったです。
黄金の水は、明日発注します。
吉右衛門
飛行機雲さま
三国一の花嫁になります。
吉右衛門。