2014年6月25日 のアーカイブ

「飛び切り美味い、焼き肉屋へ行ってきた」の巻。前編。


浅草に飛び切り美味い焼き肉屋があるという。

私が行く浅草の焼き肉屋といえば、T店とK店。

どちらも高レベルの店だが、こちらの店も両店に負けず劣らず、

可成りのレベルらしい。

そんな噂を聞きつけ、最近、少女からお姉さんに脱皮しつつある、

飛行機雲(以下の表記は、ひこ棒)を連れて行ってきた。


話は脱線するが、実は私。

今春、二つのよいことがあった。

三十年来悩まされてきた、花粉症が突然治った。

二十年来悩まされてきた、脂肪肝も検診で指摘を受けなかった。

どちらも一生付いて回る不治の病と思って諦めていた。

それが取り分け節制したわけでもないのに、

本人の気づかないうちに完治していた。

一体、何がおきたのだろう…。

胸に手をやって考えてみると、思い当たることがあった。

それは焼き肉であった。

昨年、新たにみつけたK店へ、晩春から初秋に掛けての半年間、

隔週のように通っていた。

これは吉右衛門の私説だが、カルビとタン塩と大蒜の連合軍が、

花粉症と脂肪肝との壮絶なる闘いを制し、これらの悪を駆逐してくれたのだと思う。


閑話休題。

この店へ出向くのはいいが、ひとりで行くのは寂しい。

では、だれを連れていくか…。

筋からいうと、二コタマゴロウだが、残念なことに彼女。

歌は唄うが酒は呑まない。それに草食主義者でもある。

そこで浮かんだのが、ひこ棒だった。

彼女は大飯喰らいではないがそこそこ食べるし、

マッコリの愛飲者でもある。

それに私が酔ってふらッとなっても優しいし、小顔でもある。

決めた決めた、ひこ棒を連れて行こう。


続く。


2014年06月25日(水)。

吉右衛門。


次回予告。

分厚いタン塩を頬張る、飛行機雲。










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