2013年4月 のアーカイブ

スープカレー カムイ

お久しぶりです。

本日は、気温も丁度よく風が気持ちよかったですね〜。


毎日パソコンに向かっていると忘れてしまう季節の変化

現代病にはかかるまい!と思ったりしてます。


そんな平日の束の間の楽しみ。ランチですね。


岩本町の周りにはグルメな町に囲まれてます。

(最近ようやく気がつきましたけど。笑)


先日、吉右衛門さまにランチのお誘いを受けまして

てくてく歩く事10分程でしょうか。


神田と秋葉原の境界あたりに、存在するスープカレー屋さん!

カムイ。

まず、入口でオーダーするのですが

中に入ってちょっとビックリ。

ン?ン?

アニメとかイラストとかメイド喫茶とかが好きな人が来る所なんじゃ。。。

場違い?とかちょっと思いつつも

吉右衛門さまはいつもの事ながら堂々と注文されています。


注文が済むと2階へ。


おぉ。。すごいっっ。。壁一面にイラスト!

と驚きを隠せないまま待つ事数分。


スープカレーが運ばれて来ました。

大きなカマンベールチーズの固まりが入っています。


お味。凄く美味しい。。!

病付きになりそうな感じです。


なんだか心もお腹も一杯になったランチタイムでした。笑。


是非皆様、足を運んでみる価値ありですよ!


最後になってしまいましたが、吉右衛門さま。

ご馳走様でした!













http://www.soupcurry-kamui.com/

母校に遊びにいってきました

四月は入学シーズンですね。わくわくそわそわ、ほんのり物悲しい春ですね。

まあ私は特に新しい環境に入るということはないのですが。


先週、高校生活を過ごした校舎が取り壊されることになったので、同級生の皆で母校に行ってきました。

なにやら中高一貫になるとかで、ぼろい校舎を建て替えるらしいのです。

確かにぼろかった…

久しぶりに見ると実に汚い…


何故か掃除が苦手な人たちばかりが集い、

教科書や謎のプリント、あらゆる私物が廊下に転がっている様な学校でした。

制服も無く、よく言えば自由な校風、悪く言えば野放し。

皆で「ほんと片付いてないな〜〜」と言いながら校内を散策してました。

(ちゃんと先生に許可を取りましたよ!)


下の写真は私が所属していた写真部です。五人くらいの趣味の集まりみたいなゆるーい部活だったのにまだ存在していたことに驚きました!

私が現役の時にモノクロ写真用暗室を作ったんですが、まだ使ってるかなー最近の子はモノクロやんないかな〜













写真部の上にあるのは鉄道研究会。







ディープな鉄道オタクの集まりです。列車で行きたいところがあると、時刻表を見ながら旅行プランを立ててくれます。便利。


これらがあるのは文化部専用の部室棟で、おやつとか映画のビデオとかパソコンとかギターとか色々あったので、色々なお部屋にお邪魔して遊んだものです。。楽しかったな〜〜


卒業してかれこれ十年。

高校生の時からあまり中身は変っていない様な気がするけど、現役高校生と並ぶとさすがに年をとっていることがわかる。。。



酒猫。


出ました。

一家揃って、飲ん兵衛のひこ家ですが。


夏になると、

缶ビールの空が、週末恐ろしい程

たまる、ひこ家ですが。


遺伝ですね。

さすが弟。














ついに酒を飲む様になりました!




もっているのは、日本酒です。

この真剣な眼差し!

猫の成人は早いといいますがーいやー。













(はやくあけろって)





小生意気なやろーです。


このあと、きっとこっぴどく

叱られたのでしょう。


かわいいやつめ。




ライムライトの巻、後篇。


2011年。

恋いこがれていた、営業の年が明けた。

自信満々で、鼻息も荒かった

飛込み営業で生きてきた、小さな自負がその自信を支えた。

彼女に、「これが営業だ!」と言うのを見せるつもりもあった。


初夏。

大きな災害に見舞われて開始が遅くなってしまったが、

勇躍してことに挑んだ。

連勝街道を突っ走るつもりであった。

大概の事は幾度の経験で育んだ戦術で、なんとでもなると思った。

然し、日を重ねるごとに雲行きが怪しくなってきて、

相手が、金城鉄壁にみえてきた。

オレに、この城壁は登れるのだろうか…。

曾ては悠々と跳躍できた壁が、途轍もなく高く見えてきた。

それでも突撃をやめることはなかった。

意地と執念が萎える心を押さえつけたのだ。


秋。

病に伏してしまった。

こんなときに…。

臍を噛む思いであったが、どうにもならなかった。

無念であったし、泣きたかった。

そんなどん底を味わっているとき、彼女が私を支えてくれた。

幾度となく病室にもらったメールにはこう書いてあった。

「よくなったら、また営業にいきましょう」

「レセプションに招待されました。退院したらいきましょう」

有り難かった。

かけがいのない部下をもてたと思った。

そう思うと荒んだ心に安らぎが生まれ、

落ち着きを取り戻せてきた。

暫く復帰は出来そうにないし、彼女に頑張ってもらおう…。

賭けでもあったが、そうするよりほかはなかった。

しかし、瓢箪から駒が出たといえば失礼になるが、

病室に吉報が届いた。

調布と昭和島への彼女の営業が成功したのだ。

災い転じて福と為す、とはこの事だと思った。

これは、あの尾張から二年後の事であった。


時は流れて、今年の1月25日。

帰宅中の私のiPhoneにメールが舞い込んだ。

彼女からであった。

「メリーゴーランド展のサンイもらいました」

この簡潔なメールに込められた思い。

シャイな彼女は、嬉しい時ほど控えめな表現をする。

そしてこれが、

「オーディションを勝ち抜いきました」とみえて仕方がなかった。


お仕舞い。


2013年04月03日、


吉右衛門。


ライムライトの巻、中篇。


2.009年の年明けであった。

会社は業務拡張の為、求人をしていた。

前年の暮れにリーマン・ショックがあったせいか、

求職者の数は過去最高の269名を数えた。

この中から、私が選んだのが彼女だった。

私が面喰いだからではない。

気弱そうな中にも、凛としたところがあり、

そこに惹かれ、ひと目見て決めた。

文化チームの将来を担わすべく人事であった。

そこから彼女の事務所での生活がスタートしたわけであるが、

決して順風満帆というわけにはいかなかった。


2010年秋。

彼女を営業デビューさせた。

最初は意気軒昂だった彼女だが、

その意気込みは長く続かなかった。

不幸が彼女を襲い、意気消沈した。

前任者の不始末やら制作の失敗やらで、

いきなり窮地に立たされた。

内情を知るものには理解を得られるかもしれないが、

世間は窓口である彼女の失敗だと、誤解をするだろう。

それを恐れていたが、案の定であった。

あちこちから叱責が飛んできて、袋にされた。

六本木へ向かう車中、彼女は声をあげて泣いた。

号泣であった。

こんな筈ではなかった。

このままでは、資質が開花する前に潰れてしまわないか…。

そんな映像が私の、網膜をかすめた。


それからというもの毎朝、彼女を部屋に呼んだ。

大した事は出来ないが、勇気づける言葉をかけ続けた。

ちょうどその頃のことだ。

尾張に出張があった。

尾張は彼女が一時期を過ごした地だ。

連れて行き、気分転換をさせてやろう…。

そう思い。彼女を誘って、清洲城、徳川美術館へと出向いた。

これがよい転機になってくれたか、彼女に笑顔と生気が蘇った。

蓬萊軒に連れて行ってくれたり、

女学校時代の後輩の制服を見つけては、はしゃいだ。

友人との旧交を温めるとかで、彼女とは名古屋駅で別れたが

帰路の車中、私は安堵した。


暮れ。

私は彼女を日本橋人形町の飯屋に呼んで、

直属の部下にしたい旨を告げた。

私自身、営業生活の集大成として

もう一度飛込みの営業がしたくなったのだ。

即答で快諾を得る事ができ、私は喜んだ。

年が明けるのが楽しみであった。


明日は、後編です


2013年04月02日、


吉右衛門。



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