国鉄南武線の久地駅から二子玉川まで……。


2011.04.20

然る方と三度目の面談をする為、川崎の久地に出かけた。
この見知らぬ土地に行くのに、溝ノ口駅で田園都市線から南武線に乗り換えたのだが、南武線に揺られるのは、ズッと昔に登戸、稲田堤に魚釣りに行って以来の事だ。

さて面談の方は無事に終了。
めでたい結果に終わったのだが、帰社をする時、なんだか無性に二子玉川まで歩きたくなった。
歩くのは構わないが、距離が判らない。溝ノ口から二つ目の駅であったから、たいした事はないだろう、そう思いつつも不安が残り喫茶店のマスターと幾人かの通行人に大凡の所要時間を聞いてみたら異口同音に、一時間との事。

一時間は四キロの道のり。
どうしようか、ひとしきり悩んでいたら思い出した事が有る。
そうだ、そうだった!
今晩は、

最近付合い始めた彼女と、食事に行く約束をしていたのだ。
そうそう、改めて言う事でもないがオレにも彼女が出来た事を、
このブログを通じて報告しておきたいと思う。

夜を楽しみに、とぼとぼと東北東の方角に見当をつけて歩き出したら、一通のメールが届いていた。
なにやら嫌な予感、と開封してみたら、やっぱり……。
来週にしてくれっ!と断ったきた。
しょうがねえなあ、あいつは日本一我が儘だから、とブツブツ言いながら歩いていたら、道に迷ってしまった。
まさに泣きっ面に蜂、のような状況に陥ったのだが、運良く何処かで見た水路に遭遇。
この水路はキッと亀商会の玉川工場の裏手の川に違いない。
そう思うや否や、Mr Stone Cotton に電話で問い質すと、そうだっ、との事。
それでは、序でに亀商会に寄って、茶でも馳走になろうか、と歩いていたのだがどうやら通り過ぎた模様。

オレもボケたものだ、としょんぼり歩いていたら
視界に多摩川が広がってきた。
わーいっ!多摩川だっ!。
オレは少年時代、この多摩川でよく遊んだ。
向こうに見える二子橋の下で魚を捕まえて遊んだ。
それは、かれこれ半世紀も前の事ではないか……。


更に歩くと、こんなモノを見つけた。
懐かしくて、懐かしくて、誰が保存してくれているのだろう。


この後、二子橋を小学校で習った唱歌

と歌いながら渡河をする。

お仕舞い。

吉右衛門。

オマケ。
彼女にふられた腹いせに、立寄った飯やから撮った多摩川。
写真中央の桟の延長線の対岸から撮ったのが一番上の写真。



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