吉右衛門のヘボ競馬、私、競馬に行きます。ジャパンカップ競走の巻、前編。


あれはホークスが優勝を決めた翌日の事。

スポーツ新聞に目を通していて、

競馬欄でジャパンカップ競走の記事を見つけた。

そう、オレにとってのジャパンカップ競走とは、

我が競馬史上で最も大きな配当金を的中させたレースなのだ。


実はオレ、昔、競馬をやっていた事がある。

昔と言っても十数年くらい前迄の事だけど、

小銭を使ってちょくちょくとやっていた。

収支は月間壱萬程度の赤であったと思うから、

世に言う乞食ギャンブルの域。

と言っても乞食ギャンブルなる言葉が

今や死語と成っているかもしれないから説明すると、

一般庶民が小額を賭けて遊ぶギャンブル、

とでも言おうか、まあ、そんなもの。

ヤメてから現在に至る迄の間は年に2回、季節感を味わうべく

春の東京優駿(日本ダービー)と暮れの有馬記念に参加している程度。

そんなオレがこの記事に触発されたのは、

前回の大病を患った年のこの競走で、

大穴を的中させた事があるからから。

あの時はスペシャルウィーク号とインディジェナス号との

組合せの馬券(配当金は230倍)を特券(千円券)で2枚持っていて

ゴール後の判定が写真にもつれた時はドキドキと心蔵が高鳴って、

死ぬかと思った。

退院した時の生活指導で、刺激の強い遊びはダメ、

と言われていた事の意味が、まさに実感出来た瞬間だった。


夢をもう一度。

あれから12年が経った今年も、病後の体に鞭打って参加しようと思う。

そこで今日の昼間、買い物に行く女房に付いて

ホコリを被った競馬通帳に電話投票資金を入れに行ったら、愕然たり。

土曜日の出納は不可との事。これは参った。

事前に済ませておけばよかったのだが、

昨日はペイデーの銀行混雑に体調不良が重なりヤメにしておいたのだ。

では、どうしよう。

まさかこの体で一人で行くわけにはいくまい。

とすれば女房に同行を頼むしかないので、

吉「あのさあ、電話投票が出来ないから一緒に中山へ行ってくれよ」。

女「嫌よっ!、何でアタシが行かなきゃなんないのよ」。

吉「当たったら何でも買ってやるよ」

女「生意気言うんじゃないわよっ、当たった事なんか無いくせに!」

だって。

毅然たる態度で断られてしまった。

チキショー、斯く成る上は仕方がない。

オレも男だっ!、這ってでも、一人で行ってやろうじゃねえか。


というわけで、

明日は十年ぶりに中山競馬場へ勝ち馬投票をしに行く事と、相成った。

準備に抜かりはない。

タネ銭(約壱萬円)、飲食と駐車場費(伍阡円)、赤鉛筆、

馬柱を読む為の老眼鏡、序でにデジタルの馬鹿チョンカメラ、

全部リュックサックに詰めた。

そうそう、

1988年のジャパンカップの、

オリジナルハンティングも被って行かないと。


もしかしたら、今世で最後となるかもしれない競馬場行きだ。

楽しみで、今晩は眠れそうにない。












2011年11月26日、ジャパンカップ競走前夜。

吉右衛門。



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