2016年6月17日 のアーカイブ

ひこうき雲のシネマメモ(^19^)


すみません少し遅れての投稿になります・・・。

しれっと更新。


趣味は映画鑑賞ですかねーと答えると

一番好きなのはなんですか?という会話がよくありますが、

この会話にいつも「う〜〜〜〜む」となっていたのですが

ついに最近、誰に聞かれても困らないようベスト3を決めました!


そのうちふたつは既にメモしたのですが、

残るもうひとつの映画が「ヴィレッジ」という映画です。


この映画。入社当初に獅子丸様にこの映画が好きなんですと伝えたところ

話題作りにレンタルショップで探して見て下さったのですが

なんと、なんと同じ名前の違うものを見てしまうという

とんでもなく申し訳ない2時間地獄の罠に(笑)!

後日「ひこ坊よ・・・アレおもしろくないのでは・・・」となり、

えー!お好みではなかったかぁ・・・っと粗筋を聞くや否や、

ひこも全く知らない同名映画でした。逆に見てみたい。


私の好きなヴィレッジは、シックスセンスの監督である

M・ナイト・シャマランさんが撮った映画です。


文字通りある「村」に関する物語なのですが、

その村は外界から閉鎖されてしまっている一風変わった村なんです。

村人たちはそこで、時が止まったような

ノスタルジックな雰囲気のまま毎日を平和に過ごしているのですが、

そこには村から出られない、出ては行けないある掟があるのです。


それは外に繋がる世界までを隔てている「森」に理由があります。

森にはある奇妙な生き物が棲んでいて、その境界線を超えないよう

村人達は様々な決まり事を守りながら暮らしているのですが

ある日、主人公の盲目の少女の友人であるノアが、

少女の恋人をナイフでめった刺しにするという事件が起きてしまいます。


彼女は村にはない薬を取りに行く為に、

森を抜けて外へ行くことを懇願するのですが

そこで、その村の秘密を知る事になってしまうのです。


そこでネタバレなんですけど(笑)、

この映画のみそは“意図的に”隔離された村であったというところなんです。

年長の者たちは昔、外の世界、所謂現代的な今の社会に住んでいたのですが

兄弟や親戚が皆、お金や欲のしがらみで殺害されてしまっていて

そんな争い事や事件が起こる街から離れて

自給自足の自分たちだけの無垢な村を作ろう、といったような

思想を持ったのが始まりなんですね。


村から出ては行けない架空の掟をつくり、

通貨すらもない村で、平和な暮らしを望み、子供たちを育んでいた。

けれど、そんな村でも人が人を殺めるような事が起きてしまった。

となると、我々が創ったはずの楽園はいったいなんだったのか。

というような、ぽっかりとした物悲しさと奇妙なまでの純粋さが好きでした。


少女は途中、森で例の怪物に襲われそうになるも

無事森を抜けて、周囲にいた青年に薬を貰い、閉ざされた村へと帰っていきます。

その青年は警備員なのですが、ウォーカー自然公園と書かれている車の文字を目の見えない彼女は読む事が出来ません。

アイヴィー・ウォーカーたちの住む村は、資産家ウォーカー氏の遺産によって作られた自然公園の中にある村であった・・という結末です。



-『ヴィレッジ』★★★★★


よくわからないんですけど、小気味の悪い話は好きなんですが、

ホラーはからきしダメです・・・。予告だけでも見たくないです・・。

映像ばかりか話でも怖いので、夏はそれ以外で盛り上がりたいですね!


ではでは。



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