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激写の旅行記 イスラエル篇 2

こんにちは。激写です。

イスラエル旅行紀の二回目は…、
旅行をする際の注意点について述べようと思います。
もしかしたらこれからイスラエルに行くという人がいたら、役に立つかもしれない…(政情が不安定なので、その時々で全く状況が違うかもしれませんが)

まず、空港ではふらふら色々なところを見て回ったり、無闇に写真を撮らない方がいいです。特に見るべきところもないし。
私のようなアジア人の一人旅は滅茶苦茶あやしまれたので、ちょっとぼーっと立ち止まっただけで尋問されました。
入国審査も、「sightseeing!」って言ってるだけじゃ終らないです。私は優しそうでユルそうな雰囲気のおじさんのカウンターを選んだので、大して時間はかかりませんでしたが、気の強そうなお姉さんのカウンターは一人何十分も質問が続いていました。
色々な人に聞かれたのは「Do you know anyone in Israel ?」 です。
「イスラエルに知り合いは居るか?」という意味ですが、居たとしても即座に「No」と言って下さい。テロリストの疑いをかけられちゃいます。

パスポートの渡航歴もくまなくチェックされます。
たとえば日本人にとってメジャーな観光地のバリ島。バリ島は独自のバリヒンズーですが、インドネシアは70%がイスラム教徒で、中には過激派も居ます。私はバリに行ったことがあったので、「インドネシアに何しに行ったんだ!」としつこく聞かれて困りました…。

あまりにもあやしいと、別室に連れて行かれてさらにしつこく尋問されます。宿泊先を(まっとうなホテルに)はっきり決めておいて、目的も純粋に観光だということをくどくどとアピールしましょう。「観光なら、なんでパリやローマじゃなくてイスラエルに来たの?理由を述べよ!」って言われました。来たかったからだよ!!

…次回はおすすめスポットを順番に紹介していきたいと思います。

激写の旅行記 イスラエル篇 1

こんにちは。激写です。一昨年の夏に行ったイスラエルについて、何回かに分けて書いていきたいと思います。
イスラエルに行くというと、周りの人々に「危なくないの?」と言われたのですが、治安はパリやニューヨークよりも良い印象です。夜に一人でお祭りにいって、暗い公園をうろついていても強盗や痴漢の心配が無かったです。

というのも、私が滞在していたエルサレムの新市街は、それなりに経済力も教養もあるユダヤ人(イスラエル人)しか住んでいない地区だったからです。
イスラエルは信仰によってくっきりと住み分けされていて(どこの国でもある程度住み分けはされていましが、イスラエルは特にあからさまです)、ユダヤ教とイスラム教の接する地区は常にイスラエル軍によって厳しく監視され、さらに、貧しいパレスチナの人々は分離壁で隔離されています。厳しく抑圧されて、ぎりぎりに張りつめた緊張の糸の上に成り立っている、つかの間の平和と豊かさという印象を受けました。
その証拠に、今年は少し大変なことになっていましたね。

パレスチナ人というのはやはりとても抑圧されている印象を受けます。パレスチナ人地区の市場も、アラブのスーク(市場)らしい騒がしさは少しもなく、じっとりと暗くて卑屈な印象を受けました。
強引な押し売りがないので観光客としては楽なのですが。

                                                                                                                                
何千年も前から様々な国家、宗教が衝突し、奪い合ってきた土地です。

旧市街の丘の上から墓地を見下ろして、珍しくしみじみとした激写でした。

                                                                                                                                             
なんだか暗くなってしまいました!!
次回はおすすめスポットとか、出入国で苦労した話などを書きたいと思います。

激写の旅行記 夏の山形


こんにちは、激写です。
夏休みに山形県のとある小さな町に行ってきました。
町は最上川の下流に位置し、山に囲まれた田んぼと市街地には、あちこちに小川や水路が走っています。
山の上にはダムがあり、ここから下りてくる水が町の人の稲作や生活を支えています。
                                                                                                                             
山の上の水源というのは、昔から町の人にとって非常に大事な場所でして、
お姫様が身投げして龍に変身して町に雨を降らせた、という不思議な伝説もありました。
昔は神社があったらしいのですが、今はダムに沈んでいます。
なんだか面白そうだな〜と言っていると、
知り合いの知り合いの知り合いの方がゴムボートを出してくれて、
ダムの中に入っていくことが出来ました!

                                                                                                                                                     

ゴムボートに乗るのは初めてでした。
一応ライフジャケットを着ていましたが、私は全く泳げないし、カメラもあるので、
落ちたら終わりだな、と思ってひたすらじっとしていました。

                                                                                                                             

三十分ほどダムの奥に進んでいくと、こういった感じの切り立った崖の間の空間に入ります。
神社の祠のある場所には、流木が道をふさいでたどり着けなかったのですが、
とても貴重な体験をしました。
宿泊先は、縄文時代の遺跡のある、大きな公園のバンガローでした。
バンガローにもキャンプ場には他のお客が一人も居らず、この景色を独り占め。

                                                                                                                               

朝と昼は非常に清々しくて、この池のほとりで悠々と読書などしていたのですが、夜は真っ暗で孤独でおそろしく怖かったです…。
そう遠くない、日本の田舎町に行っただけなのに、
海外旅行と同じくらいスリリングで楽しい旅でした…!



激写の旅日記 国内編 金沢

こんにちは。旅行好きの激写でございます。

ただいま金沢にきております。


金沢は知人が多く、訪れるのは四回目。

古い武家屋敷が建ち並ぶ、石畳の町並みがとても素敵なところです。

古民家を改築した、おしゃれなパン屋や雑貨屋、カフェも多いです。

21世紀美術館も見応えがあるし、金沢駅の周辺をぶらぶら歩くだけで飽きません。


こちらは古い民家の軒先にあったお花…。

派手ではないけれど、こじんまりとして、自然体で、素敵な町です。














金沢駅から車で一時間ほどのところにある加賀も、

素敵な片山津温泉や雪の博物館があって、おすすめです。

これは温泉施設の近くから柴山潟を眺めた様子。静かで癒されます。













そして、宿泊。旅館も良いですが、今回は古民家を改築したゲストハウスに泊まってみました。


これは用水路を眺める縁台です。

風情があります…。

町はとても静かです…。激写は普段東京の割とごみごみしたところに住んでいるので非常に癒されます…。

激写の旅行記 白い砂漠 その2 アラモゴード

前回、ニューメキシコ州のホワイトサンズの写真をお届けしましたが、

今回は砂漠へ向かう旅の道程を説明したいと思います。



ロサンゼルスで国内線に乗り換え、アメリカとメキシコの国境付近にある、アルバカーキ空港に行きます。

アルバカーキは埃っぽい寂れた町ですが、遠くにメキシコの雑多な街並が見えるのが面白かったです。


そこからホテルのシャトルバスを利用して、砂漠の最寄りの町アラモゴードまで行くつもりだったのですが、ロスで飛行機を乗り逃し(日本の航空会社のようにスチュワーデスさんが迎えにきてくれません。容赦なく置いて行かれます)、到着が十二時間遅れて、空港についたのは深夜一時。

仕方ないのでタクシーで二時間かけてアラモゴードへ行きました。真っ暗な荒野を走って…。


アラモゴードも埃っぽい寂れた町です。

こんな感じ。























町で唯一の自転車屋さんで自転車を借りて、荒野の中の国道をひた走って砂漠へ行きました。標高が高いので日差しが強いし乾燥しているし、途中で休みたくなってもカフェも自販機もないので、おやつと大量の水を町で仕入れておかなければいけません。













荒野には馬も居ます。

荒野って勝手に思ってたけどものすごく広い牧場だったのかもしれません…。













地図にもないなぞの湖。毒々しい色してました。

大きなトラックがたまに通り過ぎるだけの、誰も居ない国道をひたすら自転車で走ること二時間。砂漠へ到着。急に白くなります。
この時点でペットボトルの水は飲み干してしまっています。
ホワイトサンズの入口にはお土産屋さんがあるので、そこで慌てて水分を補給しました。
年配の方は…素直に車をチャーターして行くことをおすすめします



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